第 60 回定期公演
「カミと蒟蒻」
作:長谷川源太 演出:伊藤瑞紅
第 60 回定期公演 「カミと蒟蒻」
作:長谷川源太 演出:伊藤瑞紅
開演日
R7 6月21日(土) / 18:30開演 18:00開場
R7 6月22日(日) / 13:30開演13:00開場
場所:郡上市総合文化センター 大ホール
R7 6月21日(土) / 18:30開演 18:00開場
R7 6月22日(日) / 13:30開演13:00開場
場所:郡上市総合文化センター 大ホール
場所:郡上市総合文化センター 大ホール
| 大人 | 前売り券 2,000円 | 当日券 2,300円 | ||
| 高校生以下 | 前売り券 1,000円 | 当日券 1,300円 | ||
【後援】郡上市教育委員会 郡上市文化協会
【助成】岐阜県教育文化財団助成事業
舞台写真
楽屋風景
お客様の声
公演アンケート
6月21日
戦争の愚かさについて、心から深く考えさせられました。演者方々も様々な効果、演出見事でした。再演、ほかの地域での公演も出来ればよいと、一人でも多くの方に観て欲しいと思いました。若い世代にも伝わる、素晴らしいメッセージのこもった舞台でした。有難うございました。ユーモアもあって、最高でした。
とても良かったです。(5) 郡上一揆、ミュージカル、お笑い系
こういう歴史的な事があったことを知り、当時の人々の思いや、その後の人の思いに触れ学びがありました。役者さんお一人お一人の、迫真の演技に圧倒されました。本当に良かった。ありがとうございました。
滑舌がはっきりされて良かったです。
最後のシーンはとても良かった。
第一部では、それぞれの説明台詞が多くて、脳が疲れました。二部でやっと感情表現が伝わって来て、風船作りの写真も、博物館に入り込んだ様で良かったです。世に生まれたさっちんの叫びセリフも悲しくて胸に響きました。難しい台本だったことでしょうが、よく演じ切ってくれました。それにしても皆さん歌が上手ですね。暗がりで書いたので読みにくくてごめんなさい。応援しています。今後も良い作品を届けてくださいね。タイムトンネルならぬ、タイムコタツ良かったなあ!
中国、北朝鮮の脅威を煽り、台湾有事と言い募り、軍備増強、武器輸出を進めるという現状の中で戦争を進める者、それで儲ける者、逆らいつつも悲惨な立場に置かれる弱い者がいる事。戦争というものの真実を考えさせてくれた作品だった。日本中の、特に若い人たちに観てもらいたいと思いました。有難うございました。
ラスト、逆だったとは。よく考えると、幸子の記憶が多かったし、老後のやり取りも、愼次郎の腰が低いのも、今思えば。あと、三嶋さんの暗くなってからのシーンが良かったです。良い刺激になりました。
本当に二度と戦争などしてはいけないと、登場人物の心情がうったえられてきました。若い方の演出もとてもすばらしく心に響いてきました。これからも頑張って下さい。 郡上の歴史にちなんだ作品
私は40代で、中学二年の娘と観に来ましたが、自分も風船爆弾の事を知らず、知ることが出来て、娘も観ることが出来て良かったです。いい作品を有難うございました。次回も楽しみにしています。
とても戦争の事について知り、私達10代から、これからの未来へつなげていこうと思った。 戦争の話(あまり戦いのないの)
継続は力なり、継続は変化なり、継続は楽しさなり。これからも楽しく活動してください!応援しています。
セリフが聞き取りにくいところがありました。とても素晴らしかったです。
ビンタの音がスピーカーから出るのが変? 生の方がいい。若い時の愼次郎の右が動かないのは分かったが、三嶋さんの右手はよく動いているように感じた。
今日的テーマで良かった。戦争が世界中に増加し、益々平和へのテーマが大切だと思う。
こんな歴史があったことを初めて知り、戦争について考える機会になりました。自分事にして捉えられるのが大切だと感じました。 楽しいのが観たいです。
「戦争(大東亜)に負けた事に気が付いた時、お前は泣いたんだぞ」と父に言われたことを思い出した(80代) 徹底的に笑える喜劇。
忘れ去られそうな戦争の悲惨さを、今回の作品で今一度考えさせられました。今後も社会的意味のある作品を期待します。男女の性差・(ジェンダー平等)親子の関係など
脚本、何故、幸子と愼次郎の設定が不明。弱っていたり、ぼけていたり。最後に逆になる、なぜなぜ??衣装良かったが、学徒兵の衣装、もっとくたびれてもいいかも?と思った。
非戦、反戦を真正面から取り組むことの出来た時代は、もう過去のものと思っていたが、後半を見て現代も続いている事を確信した。
とても良かったです。心に残ります。
戦争の時代に生きた方達の思いに触れて、色々考えてしまいました。風船を造っていた事を知ることが出来、これから子どもや友人知人に、そんな歴史があったことを機会があれば話したいです。 喜劇
愛国心とはなんだったのか、色々考えながら観させて頂きました。風船爆弾の事、初めて知りました。知ることができて良かったです。生と死、建前と本音、ぶつけ合う事もお互いの理解につながるといいなと思います。もっと、日本が大東亜大戦に突入せざるを得なかったか、明確にメッセージがあればなお良かった。 喜劇
この膨大なセリフをよく覚えられたと感心しきり。知らない事を知る良い機会を有難うございました。
親、家族が戦争体験者です。身につまされます。
カーテンコールの出方?前の人の拍手が終わらないうちに次の人が出た方が。手紙読むときに、戸叶さんの口の動きが感じられて良。小川夫婦は、ボケが入れ替わった?波の音で、お婆さんの台詞が聞きにくかった。佐々木幸子さんのセリフ(出征時)良かった。
戦争とは、誰のために、何のためにするのか?亡くなった方たちだけでなく、心に残すものの大きさ、傷の深さはいつまでも消えないのだと感じた。平和な世界が来る事を願う。
政治についてSNS等で出ると、スルーする方が多いです。本当は自分の意見として発信すべきでしょうが、ついつい遠慮してしまいます。多くの方に根強い恐怖心があるように思います。自分にとっての正義って何なのでしょうか?
とても良かったです。少数の役者さんが、何十人分もの力を発揮されたと思います。ありがとうございました。
思った以上に良かったです。次回の公演も観に行きたいです。
感動しました。これからも頑張って下さい。
戦争に真正面から取り組まれたこと、本当に良かったと思います。風船爆弾と言う知られていない事実を、沢山の人に知ってもらうことが出来たと思います。
知らない事で、私たちも知れて良かった。
六年前観て以来、久しぶりの観劇だったが、凄く演技、演出が良くなっていた。
戦争は絶対あってはいけない事です。
長いセリフを迫力ある演技で良かった。
ちょっと難しかった。あの長いセリフはおそれ入りました。 楽しい劇を観たいです。
出だしの声が少し聞きづらかった。
戦争に関して大変良かった。
感動しました。皆さん素晴らしいです。有難うございました。
戦争の悲惨さを、あらためて感じる演出でした。そんな(こんにゃく爆弾)事があったのも知りませんでした。長セリフ、大変だったですね。
朝のNHKドラマと重なり、状況が思い浮かんだ。独り長台詞お疲れ様。
音が聞き取り難い!ピンマイク付けては?前の方は良いけど、後ろは聞こえない。
今後も戦争を定期的に扱って下さい。現在、未来が「戦前」とならぬように。
風船爆弾の事は知らなかったから、大変驚いた。また、感動しました。とても良いテーマでした。
声がもう少し大きい方が良かった。
良かったです。平和が第一ですね。
大変良かったです。これからも末永く続けて下さい。
とても長い台詞が多くて素晴らしかった。
原君、最高。
考えさせられました。ありがとうございました。次回も楽しみにしています。
どんどん引き込まれて行きました。感動しました。
最後に感動しました。
戦後80年、NHKの朝ドラでも戦争を考える日々です。現在の平和のありがたみ...。キャストの皆さん、裏方の皆さん、最高でした。
6月22日
今日、アメリカが参戦と言うニュースが流れた。今こうして劇を見ている時間も、戦禍はあちこちで。当たり前の生活の大切さを、改めて考えさせられました。
声が聞き取りやすく、物語がよく分かった。表情が豊かで、観ていて飽きなかった。
戦争について新しい角度で知ることが出来ました。お疲れ様でした。ありがとうございました。 泣けるのをお願いします。
終戦間近、日本の敗戦が濃厚の中、最後のあがきとも言える風船爆弾の製造に焦点を当て、現代と対比する形で戦争そのものに疑問を投げかける意図が、よく伝わった。ちょうど、朝ドラ「アンパン」と被るような内容で、裏側の一シーンを描いているようでした。少ない人数での熱演、深く感じさせられました。 貧しいながらも未来を見つめる農民の姿を描いた時代劇、SNSやデジタルAI文化にどっぷりつかる若者社会、近未来にも買うその若者たちが見失った「人間味」とは何か、昭和〜令和に一貫して頷ける「人間らしさ」を描いたヒューマンドラマ等
やはり、生は良い。
待ってました。伊藤さんの演出。いつもの良い声を舞台では聞けませんでしたけど。三嶋さん演技良かったです。朝ドラと重なって、80年経って、知らない事沢山です。ありがとうございました。次回も楽しみです。大ファンです。
大津俊介の「この風船は、誰を幸せにするのかな」の言葉に大津の考えの深さと、視野の広さに、ぐっと来るものがあった。この時代、戦争をやりたくない、何のためなのかと疑問を持つ者も、大津の様に沢山いたと思うが、言えない世の中だったのだろうと思うと、苦しい、苦しい気持ちになった。戦争は犠牲しか産まない。我が子と一緒にみれて良かった。桜木さんと原さんの演技素晴らしかった。音響の音で声が聞こえないことがある。
大変良かったです。(4)
意図は伝わりました。親世代が戦争の話をしなかった訳が分かった様な気がします。演技(役者さん)素晴らしかったです。私たちは次世代に戦争の愚かさを伝える義務が有ります。
母に勧められて観た。戦争について知れた(10代)
言葉に出来ないくらい素晴らしい舞台でした。
大変、全て素晴らしい。
戦後に産まれた私たちには考えられない事ですね。 ミュージカル。マンマ・ミーアとか
難しいテーマに挑戦され、感動しました。ありがとうございました。
現在の世界の現状を、考えさせられる内容でした。戦争反対ですね。
緊張感が凄くあり、あっという間に終わりました。とても良かったです。ありがとうございました。
戦争について、改めて考えさせられる内容でした。人数は少なかったですが、それぞれ一人一人の演技に重みがあって、じっくり見入ってしまいました。 時代劇、コメディなど
最初から胸が一杯になる重い題材で、我が父も戦争に行き、話を子供の頃に少し聞いていましたが、今NHKでも戦争の話題で、辛い思いをしてきた人の時代を思うと、今を感謝し、決して戦争などしてはならない、してほしくない。「故郷の空」の歌声、心に染みました。インドのタゴールの詩、さっちんのおもい...叶わない重い一言でした。おひとりおひとりの台詞の長さが凄くて、思いも伝わりました。世界中の平和を願います。瑞樹君の演出、素晴らしかったです。 今度は笑いの有る舞台を観たいです。
最近きな臭い事が多い。戦いはダメ、何も産まれません。
応援しています、永く続けて下さい。
トランプ大統領がイラクの核施設を攻撃。そしてこれが平和と語った日に、平和の本当の大切さを知る劇を観ることが出来ました。実感として戦争の苦しさを感じることが出来ないのは、80年間、平和な日本であったからか...。今の幸せに感謝、そして劇団にも感謝です。 明るい劇
少し音を大きくしてほしかった。
戦争について考えるお話しでした。感動しました。有難うございます。
大変良かった。小川幸子(16歳)―佐々木幸子のまちがい?―の言葉に涙が出ました。二人の歌とても良かったです。来年も楽しみにして下ります。皆様ご苦労様でした。
変わった舞台装置で良かったと思う。
平和とは何...。久しぶりに考えさせられました。ありがとうございました。
孫が御世話になって下ります、有難うございます。戦争を知らない私ですが、今の生活に感謝したいと思います。ありがとうございました。
私は終戦の翌年に満洲で産まれ、母はたいへんな苦労と思いで私を連れてかえってくれました。幼い時、その時のことを、よく話してくれて、よく連れて帰ってくれたと感謝したものです。幸せを、こわしてしまいます。戦争は駄目です。
とても感動しました。
重い話だけど、考えさせられる部分が多くあり、大変良かったです。内容もよかった。声の出しも良かった。
引き込まれました。場面の使い方が良かったです。
今の時代、戦争が日本でも始まってもおかしくない情勢で、戦争を知らない世代が大半を占めている平和な日本。和紙やコアで気球を作り飛ばして...その時は真面目に考えていたのでしょうが、常識的に考えれば??? 敗戦記念日を間近に控えて、タイムリーな企画。若者も、戦争について少し考えてくれたら良いなと思いました。役者さんたちの演技が、思ったよりしっかりしていておどろきました(失礼しました)永遠なる劇団の存続を希望します。
台詞が聞きづらい時がありました。
出演者の方々、声良く通り、理解出来ました。(後ろの方の場所で拝見しました)場面転換少ない分、テンポ良かったです。ともしびで戦争を扱っていなかったことは知りませんでした。戦争を知らない世代にとっては、歴史を学び、未来に伝えていく方法として、良いものを見せて頂きました。ありがとうございました。
音楽が欲しかった。平和の大切さを感じました。
迫力な演技に感動しました。 笑い有りのお芝居も観てみたいです。
今まで観た、ともしびの中で一番感動しました。有難うございました。
冷房が効き過ぎでした。 お笑い系
良い作品です。再演が続き、平和の未来を作って行きたいです。風船爆弾の実を知ることが出来ました。戦争は重大なPTSDです。静かな熱を帯びた舞台でした。会場も見入る空気感でした。ありがとうございました。
戦争について何も知らなかったと思いました。戦うのはどちらにも得は有りません。どんなに金や名誉があっても、戦争があったら何にもならないのです。今の様に程ほどの幸せが有れば人生はバンザイだと思います。こうした演劇を見せて頂いて、つくづく思います。今回のテーマも、時にはいいと思いました。余計な事ばかりですみません。暗がりで書きました。ゴメンナサイ。
終戦80年の節目に良いお芝居でした。それ程遠くない歴史の勉強になりました。ありがとうございました。
たいへん重い内容で、いろいろ考えさせられる内容でした。おつかれさまでした。
最後に泣けました。女学生時代に戦火に逃げ惑った母と、中国戦線でほぼ戦死しかけた父の事と重なりました。
色々考えさせられる、とても良い内容でした。
戦争の悲惨を、あらためて感じる時間でした。
人々の苦しさ悲しさ「男女」を問わず、それぞれの苦しさが心にしみました。いつでも「平和」は永遠に続くものではない。私達が考えさせられる時間でした。
最後の戦時中と現在の関わりがよくわかって理解できました。
知らなかった歴史の事実を知ることが出来、戦争の本質について考える機会となりました。ありがとうございました。
初めて見たけど良かった。長時間凄いですね。史実を体現は難しいでしょうが、見入りました。ケーブルテレビでやったら?また、みたいですよー。 ゼリー五個くらいの笑えるやつも今後期待します。
戦争を違う視点で見ることが出来ました。演出良かったと思います。また見に行きます。 サスペンス
内容がとても良く、反戦を支持している私たちの世代には特に身に染みて、涙なしでは見られなかった。すべてに感動し素晴らしかった。女子学徒の方期待しています。声も良く通り美しい歌声が心に残りました。ありがとうございました。来年も来ます。
自分の知らない戦争の話を、涙ながらに観る事が出来ました。素晴らしかったです。戦争をテーマにした舞台は初めて見ました。生の舞台は良いものだと感動いたしました。これからも応援しています。
暗転が多く感じました。映像などは試みとして、おもしろく感じました。お疲れ様でした。 現代戯曲
昨年9月ごろ、美濃市で今回の様な和紙と蒟蒻糊で作られた風船爆弾の絵本の朗読会が開かれたNHKのニュースを見聞きしていたので、今回公演の題材として取り上げる事がとても重要で、薄れがちな戦争の知られざる記憶を後世にしっかり語り伝え、二度と戦争をしない平和な日本をつなげていく意味で大切だと思います。演者の方だけでなく劇団にかかわる皆さんがその思いをもって今回の公演を作り上げている姿がよく分かった素晴らしいと思います。戦後80年、ともしびの公演も大60回と記念すべき節目となり、身近にある生活の道具が素材が戦争の兵器に容易に転用されてしまう恐ろしさを痛感しました。時代の物言えぬ状況があり、暴力も飛び交うので思っても言えないし、全く恐ろしさ、違和感に気付きにくいのかも知れません。大津が小川に「幸子さんにどうしても手紙を渡してほしい」という執念と、小川の後悔と言うのが思い返して浮かぶ苦悩する姿が最後の展開でとても良かったです。しっかり今回のメッセージ性が表せていたと思います。素晴らしい公演、作品を見せて頂き誠にありがとうございました。 古代ギリシャ、ローマ的なもの、ホームコメディ
演技の質が高く、内容も良く入って来た。 明るくポップな喜劇も観てみたいです。
後ろの方で観ましたが、声が良く聞こえました。皆さんお疲れ様でした。 明るい楽しい劇が観たいです。
初めあまり意味が分からなかったけど、後半から感動しました。風船爆弾の意味も分かって、今朝ドラマでも戦争の事をやっているので、色々考えさせられることが有ります。又どんな物でも観たいです。
重いテーマでした。でも、今の平和な世を生きる私も、深く考えなければいけないと思いました。誰が悪いわけでもなく、その時代では仕方がなかったですね。井川夫婦が穏やかに老後を送られることを願います。一組の老夫婦から戦争を考える、凄い脚本でした。
劇団ともしび新聞
登場人物
小川慎次郎
(96歳)
三嶋友美
小川慎次郎
(昭和19年 当時21歳)
仲畑佑一
小川幸子
(91歳)
のむらゆみ
小川幸子
(昭和19年 当時19歳)
櫻木かりん
大津俊介
(昭和19年 当時19歳)
原 大樹
戸納さゆり
(48歳)
野田結子
幸子の父
(昭和19年 当時)
神座哲也
兵士
(昭和19年 当時)
笠野功一郎
ものがたり
京都に住む老夫婦、小川慎次郎と幸子の元に、洛陽新聞の記者 戸納さゆり が戦時中の学徒動員について取材に訪れる。
ふたりは戦中、風船爆弾の製造に従事しており、それぞれの想いから、和紙と蒟蒻糊で作られた風船爆弾こそが日本に勝利をもたらすものと信じていた。
風船爆弾は、敗戦が濃厚となった太平洋戦争末期において日本軍が開発し、気球に爆弾や焼夷弾を搭載した、無人かつ無誘導の爆撃兵器である。日本本土から偏西風を利用して北太平洋を横断させ、時限装置による投下でアメリカ本土空襲を企図した。
そんな二人の前に学徒動員の苦学生大津が現れる。学友からも浮き、孤独に風船爆弾の製造に没頭する幸子に、大津は「それが君の本当の幸せなのか」と疑問を呈し、幸子は自分の信念に懐疑的になる。
ある日大津に召集令状が届く。大津は、出征を拒み、「この戦争は間違いだ」と言う。そんな大津に対して、兄に続き、空襲で両親も失った幸子は、「死んで来い」「私なら喜んで戦地に行く」と言い放つ。
今年は太平洋戦争終戦(1945年)から80年の節目の年。
昨今の世界情勢が混乱の度を深める中で、平和に過ごせることの有り難さを噛み締めつつ、今一度平和への祈りを込めて「戦争と平和」について考えてみたい。
裏方
演出⋯伊藤瑞紀 演出助手⋯森彌太郎 舞台監督⋯名畑博幸 舞台監督助手⋯笠野功一朗
舞台装置プラン⋯三鳴友美 舞台装置製作⋯名畑博幸 笠野功一朗 奥田康誠 神座哲也
小道具⋯伊藤七重 衣装⋯のむらゆみ 時代考証⋯川上朝史 照明プラン⋯森彌太郎 音響プラン⋯三嶋友美
映像製作⋯三浦優樹 照明・音響操作⋯ステージクリエイション
制作統括⋯三嶋友美 制作⋯古池五十鈴 直井文子 長棟たか子 大西春子